パッカー車とはゴミ収集車のこと

家庭のゴミを収集するパッカー車の仕組み

パッカーの車ときいて何を思い浮かびますか。普通の車だったりキャンピングカーに対なのを思い浮かべるかもしれませんが、実はパッカー車とはゴミを収集するトラックのような車のことです。今回はこのパッカー車の名前の由来などを紹介します。

パッカー車とは

パッカー車とは家庭から出されたゴミを収集して清掃工場などに運ぶ専用の車両のことです。パッカー車の名前の由来はアメリカのトラックメーカである「パッカー社」から来ています。昔はアメリカからゴミ収集車を輸入しており、その車両を主に作っていたのがパッカーであったことから、いつしかゴミ収集車のことをパッカー車と呼ぶようになりました。
パッカー車を運転するのには免許が必要です。5トン未満のサイズの場合は普通免許が必要であり、5トン以上11トン未満の場合は中型免許、11トン以上は大型免許がそれぞれ必要になります。一般に見かけるパッカー車は5トン未満であることが多いので普通免許があれば誰でも運転することができます。

パッカー車の仕組み

パッカーの車にゴミを収集する場合は、入り口にある回転板にゴミを入れることからはじまります。回転板の中ではゴミを巻き込みつつ、押しつぶして圧縮しており、その圧縮したゴミを車両のコンテナの中に収容していきます。コンテナの許容量は1トンから1.5トンぐらいであり、45リットルのゴミ袋に入っているゴミを900個以上収容することが可能です。
パッカー車に収容したゴミを排出するときは回転板がある入口を上に押し上げてコンテナをオープン状態にします。その後、コンテナの内部にある押し出し版を使ってコンテナの中にあるゴミを排出します。押し出し板の力は強く、1トン以上のゴミがつまることなく一気に排出することが可能です。

パッカー車に収容してはいけないもの

どんなゴミでも収容できるパッカー車ですが、入れていけないものがあります。
その1つがスプレー缶やガスコンロです。中にガスが残っている場合は回転板で押しつぶされたときにガスが放出されて爆発することがあります。ガスが爆発すると収容しているゴミに引火することがあり、パッカーの車そのものが火災の被害にあうことがあります。そのためスプレー缶やガスコンロを捨てる場合は中のガスを使い切った状態や穴を開けた状態で捨てるようにして下さい。
他には大きな家具や木材も収容できません。小さいものであれば問題ないのですが、大きいと回転板に引っかかったり、回転板そのものが壊れてしまう恐れがあります。これらは自治体ごとに決めているゴミの処理方法に従って処分して下さい。